【活動指針】
「 美しいまち、人を未来へツナグ。」
私たち京都市都市整備公社は、昭和43年の設立以来、京都市域における道路交通の円滑化と都市機能の充実育成を図るとともに、
時代や地域社会に即した駐車場事業を展開し、皆さまの 様々なニーズに応えて参りました。
21世紀に入り、世界は更なるスピードで劇的な変化を遂げ、環境破壊をはじめとする様々な社会問題が深刻化し、
持続可能な社会の実現が喫緊の課題となっています。令和の新しい時代に社会を構成する組織のひとつとして私たちに何ができるのか。
駐車場という都市インフラの一翼を担う事業を展開している私たちは、平成27年に国連総会で採択された「 SDGs」に賛同し、
①安心・安全・快適な住みよいまちづくり
②駐車対策推進によるまちの価値向上
③交通安全思想の普及・啓発
④CO2削減をはじめとした環境保全及び都市緑化
⑤観光振興及び地域の活性化
に取り組むことで、責任を果たすことになると考えています。
自然と共生する豊かで活力のある社会を未来へ継承できるよう、駐車場・駐輪場事業で培った経験、
これまで永年に亘って築き上げたコミュニティとの密接なつながりを活かし、
職員一人ひとりが常に社会の一員としての自覚を持って、できることから取り組んでいくとともに、
私たちと関わる全ての方々と協力し合いながら社会的課題解決に取り組んで参ります。
CLOSE UP !!
私たちの駐車場ロゴであるトンボは、社会を見渡し、不退転の精神で挑み続ける私たちの姿勢を表しています。
POLISY
基本方針
持続可能な社会への貢献を実現するため、ISO26000及び SDGsの指標 に基づき、以下の方針を全職員が共有します。
-
一.コミュニケーションの促進
職員はじめ公社を取り巻く全ての関係者に対し、適時・適切かつ公平に情報を公開し、コミュニケーションを図りながら、透明性のある意思決定により事業を推進します。
-
二.企業倫理の徹底
法と倫理を遵守し、健全な事業活動を行うとともに、職員一人ひとりにコンプライアンス教育を徹底します。
-
三.社会貢献できる職員の育成
公社に求められる社会的責任を職員と共有するとともに、社会貢献できる職員を育成します。
-
四.人第一主義
多様な人材の雇用を促進し、それぞれの個性が活かされる職場環境を整備することで職員満足度の向上に努めます。
-
五.安心・安全・快適なサービスの提供
社会動向・ニーズを踏まえ、お客様に満足いただけるサービスを提供します。
-
六.地球環境保護活動の推進
持続可能な都市文明の構築を目指す京都宣言に則り、地球環境保全活動に努めます。
-
七.最良の追求
常にCSR活動の改善を図り、社会的な課題解決に取り組みます。
PROCLAMATION
環境宣言
世界を温室効果ガスの排出削減へと向かわせるきっかけとなった「京都議定書」発効の地に本社を構える私たちは、地球環境保全と向上のため、常に環境負荷の低減と環境保護活動に取り組んでいます。
SYSTEM
推進体制
公社を取り巻くすべての関係者の期待に応えることが、公社が事業活動を継続していく道であり、CSRは経営の中核課題であると考えます。
CSR活動を計画的に推進するため、理事長を本部長とした「CSR推進本部」を設置し、年2回会議を開催する中で、CSRに関する総合的な方針・施策について審議・意思決定を行います。
さらに、総務部課長を部会長とした「CSR推進部会」を設置、重要なCSR課題ごとに主管部署を定め、具体的に検討していきます。
各部署及び各事業所ではその長を「CSR推進委員」とし、CSR啓発活動を行うと共に、本部で策定された方針に基づきそれぞれの活動を展開していきます。
CSR推進本部
本部長 | 理事長 |
---|---|
副本部長 | 常務理事 |
メンバー | 総務部長、事業部長、総務部課長、事業部課長 |
CSR推進部会
部会長 | 総務部課長 |
---|---|
副部会長 | 事業部課長 |
推進責任者 | 各部課長補佐、係長 |
-
各担当部署
推進委員
-
各事業所
推進委員
STUDY
CSR研修
役員はじめ職員一人ひとりが公社に求められている役割や期待を理解し、CSRの取り組みを促進するため、様々な研修を実施します。
CSR推進研修
CSR推進本部構成メンバー及びCSR推進責任者を対象にCSRの重要性の共有と他社事例の紹介を行い、実際に各職場で直面する具体的課題にどのように取り組んでいくかを学びます。
CSRテーマ研修
CSR推進部会 において、事業活動を通じた新たなCSR活動のきっかけとなるテーマを毎年1つ抽出し、全職員を対象に研修を実施します。
研修を通してCSRに関する理解を深めることで、新たなサービスの開発・提供に役立てていきます。
PARTNERSHIP
パートナーシップ
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、多様な組織が登録している団体に公社も登録することにより、情報や多様な経験・知見を相互に結び付け、持続可能な社会の構築に向けた新たな取り組みの創出に努めます。
EFFORT
取り組みの方向性
ISO26000の7つの中核主題に代表される基本的なCSRを、更にSDGsの17の目標に分類することで、公社の強みを活かした戦略的なCSRを、職員が持続して取り組みやすい内容に落とし込んでいきます。
組織統治
- ①公社理念の徹底・浸透
- ②監督組織の適正な運営
- ③社外専門家の活用
- ④国際行動規範の尊重
- ⑤法令遵守
- ⑥コンプライアンス浸透のための研修実施
- ⑦個人情報保護及び情報セキュリティ対策の徹底
- ⑧ホームページ等による適切な情報公開
- ⑨コミュニケーションの促進
人権
- ①差別のない雇用の実施
- ②障がい者・高齢者の雇用促進
- ③外国人労働者の雇用
- ④積極的な女性登用
- ⑤女性活躍推進のための研修実施
- ⑥ハラスメント防止のための研修実施
- ⑦外国語研修の実施
- ⑧配慮が必要な方への接客研修実施
- ⑨社外人権研修の積極的な受講
- ⑩相談窓口の設置
労働慣行
- ①労使関係の維持・向上
- ②安全な労働環境の確保
- ③安全衛生関連研修の積極的な実施による事故防止啓発
- ④職制や職種に応じた多様な研修の実施による人材育成
- ⑤諸規程の積極的な見直し
- ⑥パートタイムの積極導入による多様な人材の活用
- ⑦多様な休暇設置によるワークライフバランスの推進
- ⑧時間外労働削減のための労使間検討委員会の設置
- ⑨業務効率化プロジェクトの推進
環境
- ①KES環境マネジメントシステム認証取得
- ②京都市緑の基本計画協賛
- ③鴨川を美しくする会への協賛
- ④駐車場・駐輪場事業
- ⑤満空情報提供
- ⑥レンタサイクル事業
- ⑦シェアサイクリング事業
- ⑧カーシェアリング推進
- ⑨LED照明導入
- ⑩アイドリングストップの徹底
- ⑪駐車場の芝生化(緑化)
- ⑫電気自動車充電設備の設置
- ⑬太陽光発電設備の設置
- ⑭環境意識向上のための研修実施
- ⑮使用済み乾電池の回収
- ⑯ごみの分別の徹底
- ⑰外来種アリの駆除(生態系の保全)
公正な事業慣行
- ①汚職防止のための啓発発動
- ②公正な競争の徹底
- ③反社会的勢力への対応徹底
- ④職員提案制度の奨励
- ⑤職員の実績に対する正当な評価と手当支給
消費者課題
- ①個人情報保護・情報セキュリティの徹底
- ②施設管理の徹底
- ③排水機事業
- ④24時間対応コールセンターの設置
- ⑤苦情解決
- ⑥用途別ホームページの運営による十分な情報提供
- ⑦SNSでの情報提供
- ⑧梅小路公園おもいやり駐車場の運営
- ⑨支援学校の駐車料金減免
- ⑩車椅子・ベビーカーの貸し出し
- ⑪AED設置
- ⑫お客様意見を集約する会議の実施
- ⑬交通安全思想普及・啓発のためのイベント実施
コミュニティへの参画
- ①地域団体との共同清掃活動
- ②京都まち美化大作戦への参加
- ③こども110番のいえ
- ④地域活性化のためのイベント実施
- ⑤市民文化芸術表現のための無料展示コーナーの設置
- ⑥シルバー人材センターや地域団体との協働
- ⑦地域夏まつりへの参画
- ⑧行政イベントへの協賛
- ⑨京都観光支援
- ⑩災害地支援
- ⑪交通事故遺族支援
- ⑫盲導犬育成支援
- ⑬少子化対策支援
リアル廃校お化け屋敷「たろうちゃんのわすれもの」
交通安全フェスタ
京都市まちの美化推進事業
「京のみどりの駐車場」パートナー制度
新京極公園クリーンアップ大作戦
新京極公園年末大掃除